2024/07/28 15:29

前回のブログでふれたとおり、いわゆるBreak Dance(ブレイクダンス)というのは和製英語です。

では、本当?の名前は何なのか。Breakin'(ブレイキン)と表記されていたり、Breaking(ブレイキング)と表記されていたり。

いったい、どっちが正解なのか?


答えからいうと、どっちも正解ではありますが、Breakin'(ブレイキン)の方を使ってもらいたいなというのが私の個人的な意見です。


英語的な観点で考えると、「Break+ing」でBreakingの「ing」部分を省略して「in'」としているわけですね。

ing」部分を省略して「in'」とするのをG−Droppingと呼ぶそうです。なんかカッコよさげな響きです。


  初心者のWebサイト勉強のとみー さんのブログ G-Droppingについて詳しく書かれているので細かく知りたい方は下記リンクをご覧ください。ページの読み込みに時間がかかりますが、結構参考になります。


https://www.beginner-blogger.com/g-dropping/


そのなかに書かれていることでポイントになるのは、このG-Droppingは、

"カジュアル""親しい仲の人同士で使う""フォーマルなやりとりが求められる場での使用は避けるべき"

ということです。


つまり、かしこまった感じではなく、仲間内の中で使われるということを考えると、アンダーグラウンドなサブカルチャー的要素が強い「ブレイクダンス」には、しっくりくるような気がします。


ちなみに今回のパリオリンピックでは、「Breaking」という表記が使われています。

また、ブレイクダンス日本一を決める全日本ブレイキン選手権でも、英語表記で ALL JAPAN BREAKING CHAMPIONSHIPS となっています。フォーマルな場ということで、「Breakin'」という表記にはなっていません。


誕生した背景やアンダーグラウンド、サブカルチャー的なニュアンスを意識するなら「Breakin' ブレイキン」、フォーマルな形式ばった表現にこだわるなら「Breaking ブレイキング」という表記になるのだなと思います。


当ブランドでは、誕生の背景、アンダーグラウンド・サブカルチャー的な側面を考量して「Breakin'」という表記でデザインをしております。


以上、参考になれば幸いです。〆